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2018年10月12日 (金)

赤い井沢元彦

1993年に井沢元彦の『逆説の日本史―古代黎明編』が出版された。「卑弥呼は天照大御神」という珍説は、媒体が大前研一やビートたけしが連載を持つ『週刊ポスト』であることから、苦笑しただけで忘却していた。


井沢元彦の歴史ミステリー小説を数冊読んでみたが、作家としての才能が三流以下であることが確認できただけで、全く面白くなかった。

『逆説の日本史』の中世以降は、小学生向けの歴史漫画みたいに浅薄な内容なので、流し読みをしていた。


しかし2006年、雑誌『諸君』に掲載された田中卓「女系天皇で問題ありません 寛仁親王殿下へ歴史学の泰斗からの諫言」で「皇祖神がアマテラス大御神だから女系天皇で問題なし」とあるのを読んだときに、井沢元彦が女性天皇/女系天皇運動の尖兵であったことを、遅まきながら直覚した。

その頃には『逆説の日本史』は超長期連載となっており、井沢元彦は押しも押されもせぬベストセラー歴史作家の地位にのし上がっていた。


 

井沢元彦は、歴史を「祟り」「言霊」というキーワードを駆使してこじ付けの解釈しているだけであり、ダラダラと続く『逆説の日本史』で、中世以降ではたいしたことは書いていない。


どうやら、森永卓郎や湯浅誠が若者の貧困問題による扇動を専門とし、高森明勅が保守を偽装しながらの女性天皇・女系天皇キャンペーンに特化し、百地章が皇室の養子制度導入に狙いを定めているのに似て、井沢元彦の任務とは「天皇家のルーツに的を絞った古代史捏造」のみなのかもしれない。


古代史捏造において、井沢元彦は、あくまでも中流以下のサラリーマンや大学生を対象にしており、すの立ち位置松本清張『清張通史』、樋口清彦『逆さ日本史』を継承しているようである。

 井沢元彦が古森義久・稲垣武との共著で『朝日新聞の大研究』を出版したのは、保守偽装が目的であったのだろう。

 ただし、「女系天皇の狂信的プロパガンディスト」である極左漫画家の小林よしのりとの共著で『朝日新聞の正義―対論 戦後日本を惑わしたメディアの責任』を出版したのは、保守偽装の作戦としては大失敗であっただろう。

 蛇足であるが、西部邁『マスコミ亡国論』『マスメディアを撃て』、三橋貴明『マスゴミ崩壊』、勝谷誠彦『あっぱれ!築地をどり』、日垣隆『エースを出せ!「言論の不自由」宣言』、チャンネル桜『NHK一万人集団訴訟』など、左翼マスコミを形だけでも批判することが、保守偽装の古典的な手口である。

 中西輝政、石平、西尾幹二、岡田英弘、金美齢、青木直人などの極左人士が、形ばかりの中国批判をする手法に酷似している。

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コメント

井沢元彦は名古屋の出身で、父親は朝日新聞よりも赤いと評判の中日新聞社の元常務取締役。

昔、地元名古屋で時々講演をやっていたのを思い出す。
(父親の)中日新聞がらみのコネで仕事をもらっていたことも多かったと記憶している。

井沢が朝日新聞をこき下ろすのはイデオロギーからというより、単に商売上での理由によるものだろう。

井沢は1994年に当時羽田内閣で法務大臣だった永野茂門が「南京大虐殺はでっちあげだと思う」と発言した際には、永野の発言を妄言としてSAPIOで批判していた。

こいつのイデオロギーは真っ赤だ。

名古屋人さま

井沢元彦が南京大虐殺を肯定しているのは、石破茂と同じくで、赤い正体をカミングアウトしたということですね。貴重な情報をいただき、ありがとうございます。

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