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2017年8月

2017年8月31日 (木)

国立大学付属校潰しを決意した赤い文部科学省

国立大付属校に「脱エリート化を」 学力でなく抽選に?

8/29(火) 19:12配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000085-asahi-soci

 

 国立大学の付属校が「エリート化」し、本来の役割を十分に果たせていないとして、文部科学省の有識者会議は29日、学力テストではなく、抽選で選ぶことなどを求める報告書をまとめた。学習能力や家庭環境などが違う多様な子どもを受け入れ、付属校での研究成果を教育政策にいかしやすくすることが狙いだ。2021年度末までに結論を出すよう、各大学に求めた。

(中略)

■有識者会議が国立大付属校に求める主な改革

学力テストを課さず、抽選など多様な選考を実施

・同じ国立大付属校間の無試験の「内部進学」などを見直す

・教員の多忙化解消などで公立校のモデルをめざす

・30~40年の長期間の教職生活を視野に、教員の研修機能を強化

・2021年度末までに結論をまとめ、できるものから実施
(引用終わり)
 この改革では5つの課題のうち、終わりの3つは蛇足といえよう。
 主眼は、「学力テストを課さず、抽選など多様な選考を実施」である。
 これにより、筑波大付属駒場高校、筑波大付属高校、学芸大学付属高校など、伝統ある一流高校からの東大合格者数は、数年のうちにゼロに近くなるだろう。進学校ではなくなるということだ。
 
 もちろん、付属の中学にも、優秀な生徒は誰も行かなくなる。
 
 「多様な選考」などという曖昧な入学基準であれば、誰が一生懸命に受験勉強に勤しむというのだろう。
 
 日本の公立小学校/中学校が、腐りきっていることは周知の事実である。
 脱ゆとり教育とはいえ、週休二日、ハッピーマンデー、授業の形骸化(体育、図工、音楽、課外活動などがやたら多い)、学力競争の否定(点数での相対評価をしない)、教師の質が最低レベルであることはなんら変わっておらず、実態としてはニート/フリーター予備軍の養成所と言って過言はないだろう。
 それをかろうじて救っているのは、名門中学/高校へ進学したいという生徒の健全な意志、そしてそれを支える民間の塾産業である。
 この薄ら寒い現状で、受験勉強そのものが無意味となってしまえば、日本の教育は完全に息絶える。生徒の学力は先進国と自称するのも恥ずかしいような断トツ最下位となり、あらゆる産業は国際競争力を完全に喪失するのは目に見えている。
 今回の「国立大付属校潰し」とは、受験勉強を無意味にして、塾産業を片っ端から倒産させ、国民をバカにするための、「ゆとり教育」とは同工異曲の赤い革命戦略である。
 
 もちろん、「私立の名門中学/高校潰し」を狙う赤い二の矢が準備されている。
 それについては次項に譲る。
 

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