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2016年8月21日 (日)

お笑い歴史漫談-ノモンハン事件で日本が圧勝したと主張する上念司と倉山満

上念司・倉山満 『ネオ東京裁判-掟破りの逆15年史』 2015年8月初版
 ノモンハン事件(1939年)の結末が、ソ連の圧勝、日本の大敗北であったことは確定した歴史事実である。
 ソ連側は100メートルほど標高が高い場所に位置して、塹壕も作れないような砂地に投入された日本兵に砲弾を撃ちまくっていたのだから、ソ連側が大勝利をするに決まっていた。
 
 ソ連/ロシア側の死者数は、常に政治的に算出される。自国の被害を、対外的に過大に宣伝するためである。
 蛇足であるが、シベリアに強制連行した日本人の実数は超過小に算出されている。
 ソ連/ロシアが公表する数字は、まったくアテにならないし、アテにしてはいけないのは常識以前であろう。
 
 もともと、陸戦は死傷者数で勝敗が決するものではない。
 その地域を、どちらが最終的に確保できたかによって勝敗を決めるものである。
 こんなこと、硫黄島の戦い、関ヶ原の戦いなどで、どちらが勝ったのかを考えてみれば自明ではないか。
 なお、黒沢広明インディアナ大学教授(米誌「スラブ軍事研究」2011年12月号)、中川八洋筑波大学名誉教授
の研究では、小松原道太郎や扇廣がジューコフに通牒しており、日本の大敗北は予め確定していたとされる。
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2015/12/09/084014
 
 また、倉山満によれば、ソ連には戦車軍団が存在しなかったそうである(笑)。
 
 歴史知識が小学生以下だから、倉山満は指導教官に愛想を尽かされて大学院から放逐されたのではないだろうか?
 
P109
倉山 帝国陸軍が怖くてしょうがない。実はノモンハンでボロ負けしていますからね。
上念 そうなんです。ノモンハンの実態は長らく歴史の謎で、「日本軍がソ連の戦車に生身で夜襲をしかけ、コテンパンにやられてしまいました」と日教組の先生に習いましたが、嘘だったんです。
倉山 大嘘です。ソ連戦車軍団なんて、当時、存在していない。
P110
倉山 いいえ、向こうのほうが死んでいます。ウィキペディアなどはデタラメな投入兵力と死傷者数を書いていますが、本当は日本に対してソ連は10倍ぐらいの戦力を投入したにもかかわらず、ソ連のほうがたくさん死んでいるんです。
上念 日本がもっと軍隊を動員しておいえば、完膚なきまでにソ連を倒せた。
倉山 だから国境紛争なんですよ。スターリンからすれば、日本が支那事変でかなりへばってきているだろうから、もう大丈夫かとノモンハンで国境紛争をしかけてみたら、えらい目に遭ってしまった。
(引用終わり)
 

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コメント

インディアナ大学教授は黒沢ではなく黒宮の間違いかと思います。中川八洋掲示板の方も今は確か訂正されていたと思いますが。
以前からブログを読ませていただいております。今回
の記事も有益ですね!これからも期待しております。
中川先生によると、ロシアの日本侵攻は早ければ9年後・・・何か自分に出来ることはないか無い知恵を絞って考えております。

一読者より様 ロシアが日本侵攻するのって9年後ってどこの情報ですか?大変気になります。私も日本にとっての一番の脅威はロシアだと思っております。自衛隊の装備では到底太刀打ちできません。その意味でも軍備増強が急がれるのですが、とてもそんな雰囲気にありません。悲しいことです。

一読者より 様

 そうでした。黒宮教授(PhD. プリンストン大学)です。
当該論文は原著で読みました。
The Mystery of Nomonhan, 1939. The Journal of Slavic Military Studies 2011;24: 659-677

バカの二つ覚え 様

 ロシアの北海道侵略は、中共の沖縄侵攻と同時に勃発する。
 2016年に中共は自国の空母が完成する。
 ワリヤーグを含めた空母機動部隊は、2020年頃に慣熟訓練を終え、フル活動できるようになる。
 2020年以降になれば、いつでもロシアの北海道侵略と中共の沖縄侵攻が起こりうるということです。

 中川八洋教授のブログに、そのような趣旨で書かれております。

管理人様ありがとうございます。中川先生のブログですか。読んできます。それにしても両面作戦を強いられますか。沖縄が先か北海道が先かはわかりませんが、必ず侵攻してくることは間違いなさそうですね。

バカの二つ覚え様

 ロシアはグルジア(ジョージア)とウクライナに、中共は南シナ海の岩礁を奪い取っています。

 日本がこのままの軍事力であれば、両国が襲いかかってくるのは火を見るより明らかです。

 先に台湾が中共の手に落ちる可能性もあります。そうなれば、沖縄はどうやっても守れません。

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