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2016年2月 3日 (水)

中川八洋・高田純 共編『原発ゼロで日本は滅ぶ』からパクりまくる上念司

日下公人 上念司『日本の将来はじつに明るい!』
 
P163
上念 はい。まず、放射線被爆の問題について言うと、一九六〇年代の日本は福島の原発事故で抄出された何十倍もの放射能が「死の灰」として降っていた。(以下略)
P163
上念 次に原発の電源としての可能性を考えると、コストが安いというメリットがあります。(以下略)
(引用終わり)
中川八洋・高田純 共編『原発ゼロで日本は滅ぶ “非科学”福島セシウム非難の国家犯罪』からのパクリであることは、読者にはすぐにわかるだろう。もう一冊挙げるなら、中川八洋『脱原発のウソと犯罪』も、上念司はいちおう読んでいる可能性が高いだろう。
他の本は読まずに、この2冊から引用するだけで『日本の将来はじつに明るい!』での原発問題についての発言は出来てしまう。実に安直な作りの本である。
 
 問題なのは、上念司は『日本の将来はじつに明るい!』で、これらの著作を引用元として示していないことだ。
 
 中華人民共和国で極秘理に数十回もの核実験が行われ、現地では多数の死者が出て、死の灰が日本に降り続けていたことを突き止めて日本国民で知らしめたのは、高田純(札幌医科大学教授)の研究成果である。
 
 決して、上念司の研究成果ではない。
 学者がこんな見え透いたパクリ(不正引用)を学会発表や学術論文でやってしまえば、研究者人生は完全に終了である。
 
 それはともかく、パクリを常習とする上念司の完全な独創といえば、哲学・思想上で「保守とは英語で言えばメンテナンス」と言い放った珍説くらいしかなさそうだ。
参考記事
1. 中川八洋『大東亜戦争と「開戦責任」―近衛文麿と山本五十六 』をパクリまくる上念司
http://hoshuichiro.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-a989-1.html
2.  続・中川八洋『大東亜戦争と「開戦責任」―近衛文麿と山本五十六 』をパクリまくる上念司
http://hoshuichiro.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-d848.html
3.  続・続・中川八洋『大東亜戦争と「開戦責任」―近衛文麿と山本五十六 』をパクリまくる上念司
http://hoshuichiro.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-7aa6.html
 

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