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2013年3月 6日 (水)

ヘンリー・ハズリットの真逆を主張する三橋貴明・上念司・廣宮孝信

ヘンリー・ハズリット「世界一シンプルな経済学」は、あまりにも有名な古典である。この本には、アダム・スミスから、ミーゼスやハイエクに流れる経済学のエッセンスが詰まっていると思う。

例えば、以下のようなことが主張されている。

50ページ 政府は公共事業で失業問題を解決したと言うけれども、別の場所で雇用を失っているのである。

102ページ 公務員は、提供するサービスが必要欠くべからざるものであるからこそ、存在理由がある。公務員という身分によって確保している「購買力」は、正当な存在理由とはなり得ない。

103ページ 公務員の数を維持するのに購買力以上の根拠が見つからないときは、もう削減を検討すべき時が来たと考える方がよい。

290ページ インフレは自己暗示であり、催眠術であり、手術の痛みを感じなくさせる麻酔薬である。インフレは、国民をまひさせるアヘンであるとも言える。

そしてこれこそが、インフレの持つ政治的役割なのである。現代の「計画経済」を実行する政府がつねに最後の手段としてインフレに頼るのは、インフレがあらゆることをわかりにくくしてくれるからだ。

291ページ 税金で予算を調達した場合、政府が公共事業に一ドル使うたびに、納税者がほしいものを買うための予算が一ドル減る。そして公共事業によって雇用が一つ創出されるたびに、民間の雇用は一つ失われる。

政府は借金の山を無限に築くわけにはいかない。もしそんなことをすれば国家を言えどもいずれ破たんするのは、アダム・スミスが1776年に書いたとおりである。

292ページ インフレは一種の税金であり、おそらくは最もたちの悪い税金である。この税金は、払う能力が最も乏しい人に最も重くのしかかる。

引用終わり。

 三橋貴明や上念司や廣宮孝信の主張とは、180度逆である。というより、三橋や上念は、わざとハズリットの正反対を述べているようにも思える。

 三橋や上念や廣宮が、ミーゼス、ハイエク、ハズリットなどの説を挙げて、逐一、具体的に反論をするならば、それはそれでその学的態度は賞賛されてよいだろう。

 しかし、三橋も上念も廣宮も、反論どころか、ミーゼス、ハイエク、ハズリットなどの名前を挙げることもしないで、内国債ならば乱発しても財政破綻しないとか、いざとなれば通貨をガンガン発行しろとか、インフレは制御可能とか、勝手な論を吹きまくっているだけである。手口がじつに卑劣である。

 もちろん、三橋や上念や廣宮が、ミーゼス、ハイエク、ハズリットなどを学的に論破できようはずもなく、そんな試みをすれば、小室直樹をパクっただけの超浅薄な学識?が簡単にバレてしまう。

三橋貴明『明るい経済教室』のネタ本は小室直樹『経済学のエッセンス―日本経済破局の論理』?

http://hoshuichiro.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-e21f.html

 三橋や上念や廣宮のような反日極左デマゴーグたちが、日本国を一日でも早く財政破綻させたいと願う憎悪の念は半端ではない。

 

 彼らを重用するチャンネル桜が、いったい何を目論んでいる集団であるのかは、じっくり考えてみようではないか。

 

 

 

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

三橋や上念の理論は、ミーゼスが100年近くも前に完全に論破しています。三橋や上念も含めた日本の経済学は、ミーゼスやハズリットが属したオーストリア学派を完全に無視していますが、もし彼らが謙虚にこの学派の理論を学んだら恥ずかしくてテレビにも出られないと思いますが。

shigeさま

 三橋貴明、上念司、廣宮孝信、藤井厳喜、倉山満、渡辺哲也など、失うものが何もない、単なる無学なデマゴーグですからね。何かを学ぶにも、最低限の学力が要ります。彼らの一般教養は、そのレベルまですら達していないので、謙虚に学ぶとかいう以前のでしょう。
 学的には、どこへ出しても恥ずかしい人たちです。
 自民党執行部は、「三橋貴明を参院選の公認候補にしたのは大失策でした」との声明を出すことが、有権者へのせめてもの誠意だと思います。

三橋がどんなに保守を装うとも彼が共産主義者というのは医療、社会保障へのスタンスを見れば明らかですね。

三橋は国民皆保険に拘っていたり医療格差が広がると混合診療の完全解禁に反対していますが。
お金を出しただけ最先端の医療を受けれるのは当然であるし、お金がなければ何も治療を受けれないのは世界では常識ですからね。


へぶんさま

 三橋貴明の「日本経済が最強」も、全く意味不明ですね。もしそうなら、国債なんて発行する必要がありません。

明るい経済学?=無責任学だと思います

この人たちは、
国民が政府にカネを貸しているので、国民に借金はない。と真顔で言っています

だったら、
貸し借りの意味もないのです。

貸し借りは、1+1=2で−にもなります。

明るい経済学は、1+1=は解はない。となってしまうのです。なぜなら、需給と供給を信用で片付けてしまうからです。

要は、需給と供給を政府負債にしてしまい権力を信用させることで、責任逃避、暴力逃避、信仰逃避にすり替える文筆詐欺行為である。

チョット、過激過ぎますか?

イチローさん。の判断で削除して下さい


あなたを応援さま

 三橋や上念は、国論をミスリードしようとするデマゴーグであり、反日極左の活動家です。

 彼らの血のルーツはどこなのでしょう?

〉彼らの血のルーツはどこなのでしょう?

ごめんなさい、わかりません。
しかし、甘ったれなのはわかります。
無責任は間違いなさそうです。

あなたを応援さま

 三橋貴明:都立大を卒業後、10社以上を転々。
 上念司:中央大卒、長銀勤務。会社が潰れて、塾講師に転身。
 廣宮孝信:大阪大学の大学院修士課程修了。詳細不明だが、サラリーマン生活を経て独立。
 
 いずれも、国会の経済・財政について、実務も学術もド素人というほかない経歴です。

丁度最近ハズリットの本見返してました。それを読みながら あ〜自民党。。。と正直支持出来なくなりそうです。しかも最近は民間の企業にまで介入して、社会主義政党に成り下がってしまった(まぁ今に始まったことではないですが。。)三橋一派の 札を刷れ刷れと言う 価値のないお金を作ってそれが 資本主義だとか笑わせますねぇ。TPPでもあいかわらずの無知な自由貿易批判+自由主義批判 反グローバルで公共事業をし金融緩和でお金の価値を無くしインフレ目指し、それでも借金はない!日本経済は最強とかグローバルの知恵を受けて本何冊もだしてる呆れた人です。

nakaさま

 ヘンリー・ハズリットの本を、もっと邦訳してほしいですよね。

このブログの基準ですとまともな経済政策をやっている国は世界に一つも無いですね。

程度の問題でロン・ポール(彼は熱心なハイエクの信望者で金本位制復活論者です)みたいなリバタリアンの立場からみればどんな国にも社会主義的な要素はあります。
契約自由の原則を徹底すれば、労働三法の存在すら社会主義的でしょう。
ただこのような社会主義的な要素をすべて排除した社会というのは本当に健全な社会なんでしょうか?
中川さんの御著書を読んでいて一番疑問なのは、英米系保守主義以外の主義主張を全て「社会主義者及び共産主義の亜種」扱いしており、彼の主張に従えば、「反共反ソで反革命でもあるが、貧富の差の拡大にも批判的で自由主義経済にもある程度懐疑的な視点を向けている」欧州のキリスト教民主主義諸政党や「クリスマスのたびに拝金主義批判を展開している」ローマ教皇やモスクワ総主教すら「社会主義者及び共産主義の亜種」になってしまうことです。

ですよね!

totoroさん

あなたは、ハイエクの「法の支配」の概念も、放縦の自由と、美徳ある自由の違いも、全く理解できていないようですね。

美徳ある自由と自由放任は全く異なる概念であることも分からないのでしょうか。

先ずは
megumi様 久々です。遅まきながら自民党の与党復帰、御目出度う御座います。

そしてtotoroクン、中川先生の著作を読んでいるそうだが其れなら、「正統の哲学 異端の思想」(平成8年刊)の第十章も勿論読んでるよね。特に303頁の8行から18行の文章。其れと英米以外の人物も保守主義として紹介されている事は、先程の著作の73頁と、「保守主義の哲学」(平成16年刊)の384頁を読めば直ぐ判る事だが。中川先生は「英米マンセーのアナーキスト」とでも言いたいのですかな。

totoroさんの「契約自由の原則を徹底すれば、労働三法の存在すら社会主義的でしょう。」って、意味不明です。
 労働三法そのものが、日本の経済発展を阻止するためのマルクス・レーニン主義に基づいた立法であるのは、小学生でも知っていることでしょう。

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