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2012年1月25日 (水)

酔歩蹣跚 上念司「日本は破産しない!」を読み解く④

 第一章 

P50 この複式簿記の基本を、国のレベルに拡大して考えてみましょう。

 900兆円の負債があるということは、本来はこれに見合う資産があるはずです。つまり世界最大の借金の背後には、世界最大の政府資産があるはずです。

→しかし、この7ページ前には、以下のように書いてある。

P43 日本の財務状況を冷静に分析すれば、日本は世界最大の政府資産を有しているので、純負債でみれば財政危機といえる状況ではありません。

→つまり、純負債があるということは、政府の負債が政府資産を上回っているということでだ。また、68ページに日本のバランスシート(特別会計を含む)というのがあり、平成21年3月31日時点での資産・負債差額は、マイナス317兆4370億6200万円もある。

要するに、負債に対して「見合う資産なんかない!」と、白状している。

さらに、こうも書いていある。

P43 また、巨額の借金ができた原因は政府の無駄遣いです。

→つまり、国債を発行して政府にカネが渡ったが、それはもう「無駄遣い」されてしまって、残っていないということではないか!

 

 上念司の文章は、比喩が使い方が滅茶苦茶だとか、事実の誤認だらけというだけならまだしも、これまで指摘してきたように、自己矛盾が多い。

 

 つづく。

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コメント

完全にお笑いの話なのですが、こういう話を大真面目に書いて、「経済評論家」を自称するとは、相当神経が図太い人なんですね。
私は神経質な性格ですが、上念司、三橋貴明、中野剛志、西部邁らの性格は、ある意味、見習うべきかなぁと、最近感じてしまっています。

上記ブログの問題は、小学生の足し算、引き算、国語のレベルですが、上念は近所の公文教室にでも通った方がいいんじゃないでしょうか?

megumiさま
>>上記ブログの問題は、小学生の足し算、引き算、国語のレベルですが、上念は近所の公文教室にでも通った方がいいんじゃないでしょうか?

 この四人の中では、一般教養や文章力なら西部邁が図抜けていると思います。
 上念は、レトリックや例え話も下手すぎますね。著述業でやっていくのは無理でしょう。


 

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