無料ブログはココログ

« いったい誰が買うのだろう? 個人向け復興国債 | トップページ | 月刊Willは、天皇制度廃止の方針を鮮明にした »

2011年12月14日 (水)

中村祐輔教授が米国へ流出

【 2011年12月13日 中村祐輔医療イノベーション推進室長が辞任 】

http://scienceportal.jp/news/daily/1112/1112132.html

藤村官房長官は12日午後の記者会見で、中村祐輔・内閣官房医療イノベーション推進室長が今年度末に退任することを明らかにした。

中村室長は1月に発足した医療イノベーション推進室の室長に東京大学医科学研究所教授のまま就任し、医薬品・医療機器や最先端の医療技術などを国際競争力の高い産業として育成し、その成果を国民の健康にも還元することを目指していた。自身、ゲノム研究で指導的な立場にあり、がんワクチンをはじめ個々人の遺伝情報と組み合わせた新しい治療法開発にも意欲的に取り組んでいる。

氏の退任をいち早く報じた読売新聞12日夕刊記事によると、中村氏は「国の制度や仕組みを変えようと頑張ったが、各省庁の調整機能さえ果たせず、無力を感じた」と辞任の理由を語っている。退任後、来年4月から米シカゴ大学に研究拠点を移し「米国で新薬を実現したい」と話しているという。

中村氏は、当サイトのインタビュー記事の中で、新しい薬や医療機器を市場に出すまでには「米国のように基礎の成果を臨床へ還元するための戦略を持ち、制度を整備しなければならない」、しかし、日本では「何かやろうとしても、すぐに金をばらまくという形」。その結果、「医薬品や医療機器は1兆数千億円の輸入超過になっている」と、日本の現状を嘆いている

(引用終わり)

 それにしても、凄まじい業績だなあ・・・これだけの超一流の研究者なら、招聘してくれる海外の大学もあるだろう。

http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/nakamura/main/top.html

それに対して、

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E0E2E0948DE3E0E3E0E0E2E3E38297EAE2E2E2;at=ALL

藤村長官は中村室長の退任について「残念だ。一般論で言うと、頭脳流出の原因には日本の給与の問題など様々ある。海外に負けないように考える必要がある」と述べた。室長の後任人事は今後検討する。

(引用終わり)

アホか。。。

カネが欲しくてリサーチャーになる奴なんかいない。名誉が欲しいのだ。

リサーチャーが欲しいのは、恵まれた研究環境と身分の安定である。

理系の博士号保持者とポスドクが大量に輩出して、そのあとの身の振り方がきわめて難しいのが、早急に解決すべき大問題である。

http://www.youtube.com/watch?v=Liw1-Zjd-zo

私見では、常勤職の給料を下げてでも、とにかくポストを増やすべきだと思う。

この長官は、いちおう広島大学工学部卒である。

しかし、交通遺児育英会の職員になったのであって、つまりは研究者やエンジニアにはならなかったということだ。

この愚にもつかぬコメント一つをみても、理系の素養はゼロであるばかりか、政治家にも全く不向きだろう。

« いったい誰が買うのだろう? 個人向け復興国債 | トップページ | 月刊Willは、天皇制度廃止の方針を鮮明にした »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

管理人 様

頭脳流出が言われて幾星霜。
最近では日本の大学も金があって欧米に負けない研究環境を享受している所も稀ではなくなっている。しかし頭脳流出。何故なのかを考えると頷ける。管理人様の苦悩は我が国の苦悩そのもの。
最近では、東大教授を招聘されても断る欧米日本人研究者は珍しくなくなっているのです。
当方の恩師の息子さんなどは、東大理Ⅲを蹴ってアメリカの名門プリンストン大に行かれた。
もっとも、東大は我が国では最優秀の人材が集まるとはいえ、おかしな教授も沢山いる(上野千鶴子が教授になった時は、これで日本も終わりだな、と感じましたが)。
昨今留学しなくても日本でヌクヌクと研究できるので、敢えて留学の意味はなくなったという考えもありますが、これは大間違い。
戦後アメリカの庇護の元(アメリカの妾状態)で井の中の蛙で世間(世界)の常識も知らない日本人こそ、外に出て国外から日本を観なければ、日本の良さ・悪さ、日本人に生まれた有難さ(皇恩)に気づくことはまず不可能。だから研究環境の良さ如何に関わらず、今こそ日本国外に出でよ、なのですがね。
管理人様が言われるように、日本の大学では優秀な研究者が嫌気をさして欧米にヘッドハンティングされる。しかし、そういった先の話の前に、若い研究者こそ外(欧米)で揉まれ、外から日本を見つめ直すことをしないと、我が国の惨状を実感できないのではないか。
研究者に限らず、特に政治家志望の若者には留学を薦める所です(小泉純一郎のような半端な留学ではなく真の留学でなければ駄目ですが)。

あられさま
 東大の文系は、教官が、セクトが何処かはともかく、極左政治活動家ばかりですね。これが日本一の大学の大学教授であるなら、どこへ出しても国辱ものというレベル。 
 それはともかく、東大医科研や岡崎や理化研などは、研究環境としては世界でも屈指でしょうね。ビンボーなリサーチャーが、海外留学を躊躇うのももっともなことではありましょう。人生の大局からみれば、それでよいのかは別ですが・・・
 とはいいましても、くだらないことにはカネをばらまくのに、科学研究の予算をザクザク削られるアホらしさには、リサーチャーたちは、もうやっとれんと思うでしょうね。 

ネウヨw

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/551224/53479175

この記事へのトラックバック一覧です: 中村祐輔教授が米国へ流出:

» 辻元清美と橋下徹 [日本の狂った反日スポーツライターたち]
皆さま、拙ブログにお越しいただき有難うございます。 ↓のエントリー(青文字部分をクリック)を読めば、 橋下徹はコリア系アナーキスト大前研一の忠実なる弟子 「狂人=橋下徹知事」の凄い手法 ①武士道とスポーツ ②丸裸でW杯や五輪という戦場に赴かざるを得ない今…... [続きを読む]

» 橋下徹と朝鮮総連は完全な共犯者 [日本の狂った反日スポーツライターたち]
皆さま、拙ブログにお越しいただき有難うございます。 ↓のエントリー(青文字部分をクリック)を読めば、 橋下徹はコリア系アナーキスト大前研一の忠実なる弟子 「狂人=橋下徹知事」の凄い手法 ①武士道とスポーツ ②丸裸でW杯や五輪という戦場に赴かざるを得ない今…... [続きを読む]

« いったい誰が買うのだろう? 個人向け復興国債 | トップページ | 月刊Willは、天皇制度廃止の方針を鮮明にした »

最近のトラックバック

ウェブページ

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30