無料ブログはココログ

« エドワード・ギボン『ローマ帝国衰亡史』 | トップページ | ユーロ危機の棚ボタ »

2011年11月 2日 (水)

国債暴落は来年か?

国の借金、3月末に過去最大の1024兆円に

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111028-OYT1T01333.htm

財務省は28日、2011年度末の国債や借入金などを合計した「国の借金」が、前年同期に比べ1年間で99兆7451億円増え、過去最大の1024兆1047億円に達するとの見通しを明らかにした。

 国の借金が増え、銀行などに対する国債の売れ行きが鈍れば、金利が上昇して国の利払い費が大きく膨らみかねない。財政再建に向けた議論にも影響を与えそうだ。

 借金が増えるのは、政府が臨時国会に提出した11年度第3次補正予算案で、東日本大震災復興策の財源として復興債を11兆5500億円発行することなどが原因だ。

 11年度末の国の借金のうち、赤字国債や建設国債、復興債など国債は前年同期比35兆5248億円増の794兆938億円の見通し。償還期間6か月以下の政府短期証券は、為替市場での円売り介入の際の資金調達によって増え同60兆7769億円増の171兆5617億円に膨らむ。借入金は3兆4432億円増の58兆4491億円となる。

(2011年10月29日03時03分  読売新聞)
 個人がクレジットカードやサラ金から借金をしても、利息だけでも払えているうちはよい。
しかし、元本がどんどん膨らめば、利息も増えていく。利息も払えなくなれば、ほんとうに雪だるま式に借金は膨れ上がるしかない。借金を借金で返す羽目になるが、それも借りられるところがなくなってくる・・・
そうなれば、クレジットカードの会社もサラ金も、黙ってはいない。
 闇金に手を出すか、夜逃げするか、自己破産か、樹海逝きか・・・
 
 
 
 しかし、政府は、闇金を使うわけにはいかないし、夜逃げはできない。
 
 いざとなれば、お札をどんどん刷るしかない。制御不能なインフレーションの発生である。
 
 
 
 預金も年金も生活保護費も、その価値が激減する。
 その時期が来年か再来年かは予測がつかないが、おぞましい近未来であることは疑う余地がない。
 
 
 
 
 

« エドワード・ギボン『ローマ帝国衰亡史』 | トップページ | ユーロ危機の棚ボタ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

以前、ある為替ディーラーに「なぜこんなに日本は借金があるのに円が買われるのか?」と質問をしたことがあります。

その為替ディーラー曰く「対外純資産国であり、いざとなれば政府が国民の資産をパクると、多くの金融関係者は考えているからです」とのことでした。

要するに、国債暴落により国民の資産が吹っ飛ぶか、税金で収奪するかのいずれかです。

それをもって、「日本の財政は安心」と言い放つ連中は、国民の私有財産を認めない、正真正銘の社会主義者なのでしょう。

チャンネル桜や「頑張れ日本!全国行動委員会」で保守を自称しつつ三橋理論等を信奉する者たちは、自由主義者でもなんでも無く、戦前の極右(国家社会主義)そのものの集団であると考えるべきです。

山本七平氏も、その著書の中で同様のことを述べておられます。
『戦前の軍部と右翼が、絶対に許すべかざる存在と考えたのは、むしろ自由主義者であって必ずしも社会主義者ではない。社会主義は、ただ方向を誤っただけで、彼らの意図そのものは必ずしも誤りではないから、転向さえすれば有能な国士になると彼らは考えていた』『彼ら(戦前の軍部と右翼)は、自由主義者は、箸にも棒にもかからぬ存在と考えていた。この考え方は、青年将校の間にも明確にあり、自由主義者とは「転向のさせようがない人間」いわば、彼らにとっては「救いがたい連中」だったわけである』(「空気の研究」山本七平著、P138) 

TPPや国債をめぐる議論で「社会主義者」「自由主義者」の区別が簡単にできるようになったと思います。

我々は自由主義を大切に考えますが、全体主義へ通ずる国家社会主義を信奉する者は、我々にとって共闘すべき相手ではないことを、改めて感じています。


本題の国債暴落xデーは、実際にいつ起こるかは分かりませんが、まだ増税や歳出削減の議論が出ているうちは警戒感があり、市中消化ができなくなった場合を除き、大丈夫だとは思います。
(マーケットは皆が思うのと逆歩行に動く傾向が強いため)

しかし、国民の大多数が、本当に「国債は刷りまくっても大丈夫」と本気で考えるようになったら、そのときこそ、間違いなく国債の暴落、ハイパーインフレ、金融恐慌といった、デフレどころではない悪夢がやってくるのでしょう。

megumiさま

>>本題の国債暴落xデーは、実際にいつ起こるかは分かりませんが、まだ増税や歳出削減の議論が出ているうちは警戒感があり、市中消化ができなくなった場合を除き、大丈夫だとは思います。
(マーケットは皆が思うのと逆歩行に動く傾向が強いため)


 「借金を子孫に遺してはいけない」という国家存続の大原則については、ごくわずかな例外を除いて、もう誰も言わなくなりましたね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/551224/53139589

この記事へのトラックバック一覧です: 国債暴落は来年か?:

« エドワード・ギボン『ローマ帝国衰亡史』 | トップページ | ユーロ危機の棚ボタ »

最近のトラックバック

ウェブページ

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30