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2011年6月19日 (日)

努力を礼賛する国としない国

NEWS ポストセブン 6月16日(木)7時7分配信

おぐにあやこ氏は1966年大阪生まれ。元毎日新聞記者。夫の転勤を機に退社し、2007年夏より夫、小学生の息子と共にワシントンDC郊外に在住。著者に『ベイビーパッカーでいこう!』や週刊ポスト連載をまとめた『アメリカなう。』などがある。おぐに氏が、アメリカの「職業意識」を解説する。

 * * *
 息子がある日、いった。

「中学の理科の先生がね、『しっかり勉強しないと、大学に行けないわよ。そしたらアンタたち、一生、マクドナルドでハンバーグを焼き続けるか、スクールバスの運転手になるしかないんだからね』って、クラスの皆に説教したんだよ」

 私は、びっくり仰天! それって「職業差別」じゃないのよっ。

 だいたい、特定の企業を名指しするなんて失礼千万だし、教育者がスクールバスの運転手を生徒の前で見下していいの? そんなことだから、スクールバスの運転手をバカにし、反抗的な態度を取る中学生が後を絶たないんじゃないの。今回ばかりは、捨ててはおけないわ……。

 そんなわけで「先生、子供には『職業に貴賤なし』と教えてください!」と、学校に手紙を書きかけた。途中で「日米で職業差別に対する考え方が違うのかも」とチラリと思ったのと、そもそもビミョーな話題について上手に抗議できるほど、英語力に自信がなかったもんで、結局あきらめちゃったんだけどね。

 後日、アメリカで公立校の教師をしている日本人の友人に聞いてみた。「どう思う? こんな発言ありえないわよねーっ!」と。

 ところが彼女は平然というのだ。「スクールバスの運転手、ってのは初耳だけど、『勉強しないと、マクドナルドでハンバーガーを焼くだけの一生よ』ってのはもう決まり文句よ。私は使わないけど、教師仲間でも平気で使う人、結構いるわよ」。

 そ、そうなのっ? 少なくともタテマエでは、日本なんかよりずっと人種差別に厳しい国なのに、どうして、職業差別はOKなわけ?

 友人が説明してくれた。「どんな仕事を得るかも、年収をいくら稼げるかも、本人の努力の結果、と考える国だからね。『一生涯、ファストフードの店員』なのは本人の責任であって、彼らを見下しても差別とは見なされないのよ。だいたい『職業に貴賤なし』なんて、アメリカじゃ誰も信じてないかも……」。

 うーん、確かに、高卒より大卒、大卒より大学院卒のほうが年収が高いこの国の現実を「学位偏重社会」と批判する人なんて見たことないもんな~。努力し、自己投資した者が得る当然の結果ってことなんだろう。

(引用終わり)

卒業大学と学部で給料に差つくため米の受験戦争激化と大前氏

http://www.news-postseven.com/archives/20110209_12255.html

中国、韓国、日本、そして米国……。各国の教育事情には大きな隔たりがある。大前研一氏が解説する。

 * * *
 アメリカで受験戦争が激化したのは、どこの大学のどの学部を卒業したかで給料に大きな差がつくようになったからである。

 私は母校であるMIT(マサチューセッツ工科大学)の取締役会メンバーを5 年ほど務めたが、米経済誌『ビジネスウィーク』が毎年発表する学部ごとの全米ランキングが学部長の評価に使われた。順位が落ちた学部は改善計画の提出を求められ、極端な場合には学部長を代えたり、上位校から引き抜いてきたりする案も検討された。卒業生の就職先、年俸などに基づいてランキングが付けられるため、入学志望者にとっても大きな指標となる。
 
 ビジネススクールについてはもっと極端で、卒業生の平均初任給(オファー)はいくらだったかのランキングが出る(アメリカの会社では入社時期が同じでも、学歴と能力によって個々人の給料は大きく異なる)。それを基に、ビジネススクールの授業料の差が何年分の給料の差で取り戻せるかを計算し、志望校を決める。

 つまり、仮に2年間の授業料が一流ビジネススクールは20万ドル、二流ビジネススクールは7万ドルの場合、それに対する投資利益率が何%で回収期間は何年かを比較するわけだ。その結果、授業料が高くてもハーバードやスタンフォードなどの一流ビジネススクールを卒業したほうが得だということになり、そちらに殺到することになる。

(以下略)

ポルポトのカンボジアなどの全体主義の国を除けば、国策として「ゆとり教育」なるものを導入した国とは、まさしく空前絶後であり、世界史に記録されるだろう。。。

http://www.youtube.com/watch?v=uFbWuJhib28

http://www.youtube.com/watch?v=rOpvRTXmVrc&feature=related

 

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コメント

保守イチロー殿

貴殿がゆとり教育にどういう評価をしているのか分かりませんが、転載されている記事、動画を肯定的に考えているいると解釈してコメントします。この教育制度が失敗であったというのであれば、何が悪かったのかを考え建設的な議論が必要です。漠然とゆとり教育が悪いだとか、その教育を受けた人を批判してもまったく意味がない。ゆとり教育を受けた人たちというのは完全に受身なのだから反省するのは教育を受けた本人ではなく、制度を設計して実行した側です。

小手先の授業内容や生徒の学力などではなくてこの教育制度の理念が妥当だったのか。その理念との関係から手法は妥当だったのか、を検証するのが検証および今後の教育を考える上での本質ではないでしょうか。

もちろん、教育制度に関係なく自助努力が必要なのはいつの時代、世代であっても同様です。それはあたりまえです。それを怠ったがためのしっぺ返しならば当人が甘んじてうけるしかないでしょう。しかし、すべては努力で解決できるというのもおかしな話のように思います。制度に欠陥があるのであれば設計者が責任を引き受けて改良なり刷新するなりを引き受けるべきではないでしょうか。

つっちーさま

>>ゆとり教育を受けた人たちというのは完全に受身なのだから反省するのは教育を受けた本人ではなく、制度を設計して実行した側です。

 もちろん、その通りです。
 本格的なレベルのゆとり教育を導入した責任者は、文部事務次官の小野元之、大臣官房審議官の寺脇研だと考えております。また、70年代初めに、ゆとり教育を提唱したのは日教組です。
 少なくとも、1980年以前のカリキュラムに戻すべきだと思います。もちろん、公立学校の週休二日制は認めるべきではないでしょう。公立小学校の成績表も、旧来のように5段階にするべきだと思います。

 また、まったくの私見ですが、2学年程度の飛び級も認めるべきだと考えております。

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