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2011年4月 7日 (木)

国債の日銀引き受け論の双璧は、三橋貴明と山崎元

第94回 日銀引き受け震災復興国債(1/3) | 三橋貴明の「経済記事にはもうだまされない!」 | FX(外国為替証拠金取引)・海外投資のためのニュース、コラム Klugクルーク

http://www.gci-klug.jp/mitsuhashi/2011/03/22/012265.php

まさか、緊縮財政を好む民主党政権が、日銀の国債引き受けによる復興予算を組むことを検討するとは! 筆者は大変驚くと共に、09年8月の政権交代後、初めて民主党政権に期待してしまった。

 今回の東日本大震災による死者・行方不明者の数は2万人を上回り、被害総額は少なくとも20兆円規模に達する見込みである。被災地や国土の復興のために、日本政府は最低でも10兆円規模、できれば20兆円規模の復興予算を編成し、大至急、執行手続きに入る必要がある。

 政府の復興予算の財源は、もちろん国債だ。何しろ、日本は深刻なデフレに悩み、国内が資金需要不足で、長期金利が世界最低の国なのだ。10兆円や20兆円「程度」、政府が国債を増発したところで、金利上昇もインフレ率上昇も発生しない。むしろ、この規模の国債増発により、金利上昇やインフレ率上昇が起きるくらいならば、日本経済はここまでデフレに苦しむことはないのである。日本国内の供給過剰は、20兆円程度の需要増大(復興予算による)などは、余裕で満たしてしまう。

震災復興の資金調達を考える|山崎元のマルチスコープ|ダイヤモンド・オンライン

http://diamond.jp/articles/-/11674?page=4

 一方、「通貨の信認」という念仏を唱えて国債の日銀引き受けに反対する向きもあるが、通貨の信認とは、通貨自体の通用性が揺らぐレベルまで行かない範囲で考えると、要はインフレと円安を意味する。インフレ率を超えて円安が進む事態は日本の産業と雇用にとっては干天の慈雨のごとき恵みであり、恐れる所ではない。目下、通貨の信認が過剰に強化されていることが問題であり、むしろ通貨の信認をほどよく損なう知恵こそが必要なのではないか。日銀引き受けに通貨の信認を低下させる効果があるなら、そのほどよい規模を見つけたらいい、ということになる。

 現状に戻って考えると、解決すべき問題はデフレであり、インフレ期待の醸成につながる日銀引き受けこそは効率のよい妙手なのではないか。

 財政破局論を通じて財務省や日銀に媚びを売る論者がよく言いたがるように、現在の国債市場の状況が「国債バブル」だとするなら、いよいよ債務が積み上がった時点でインフレの引き金を引くよりは、早めにインフレを始めてガス抜きする方が良い問題解決方法であろう。後悔すべきは、むしろ、これまでに国債の日銀引き受けをさっさと使ってインフレにしなかったことではないのか(自己反省すると、過去の筆者も日銀引き受け反対論者であった)。岩石は山が低いうちに転がしておくべきだった。

 もちろん、岩石に勢いが付いてインフレが過剰に進んだ場合に、金融を引き締め、財政収支を黒字化することに対しては、何の反対もない。マクロ経済政策によってインフレを押さえ込んだ実例は内外にある。

 震災復興の資金調達は、国債を発行して、日銀引き受けで行うのがよい、というのが筆者の結論だ。

(引用終わり)

 三橋貴明と山崎元の言っていることは、示し合わせたように同一である。

 日銀が国債を引き受けて、少々インフレになってよい。そもそも、いまの日本はデフレだから、少々インフレになったほうがいいという論旨だ。

 しかし、kの二人は、地球上に日本以外の国がないとでも思っているのだろうか。外国人投資家という存在も無視しているのではないか?

 また、相場を動かすのは人間の心理であるが、それにも不気味なほど無関心である。

 日本国も、日本国債も、国際的な評価に晒されている。

 日銀の国債引き受けをして、国際的な信用を失うことで、猛烈な日本売りを仕掛けられたらどうするのか?

 日本国の信用がなくなれば、新規の国債を引き受けるところがなくなってしまうことも、十分にありうるだろう。国内の金融機関ですら、日本国債というババを、密かに売ってしまうかもしれない。

 そのとき、日本国債は急落、長期金利の暴騰、東京株式市場は急落、強烈な円安、過激なインフレーション・・・が起こらないと断言できるのか?

 どうやらこの二人は、年に4%程度の僅かなインフレーションが起こることしか想定していないようだ。

 しかし、もしも物価が年に二割増しになるようなインフレが起きたらどうするのか?

 同じくらい長期金利が上がるから、国債の利払いだけで、国家は破産してしまう。

 通貨供給量を減らす程度で、インフレーションが収拾できるのか? 

 また、三橋は、

 何しろ、現実の日本は世界最悪の借金大国どころか、「世界最大の対外純資産国」なのだ。すなわち、世界一のお金持ち国家だ。

 また、「国民一人当たり借金」などと悪質なフレーズをマスコミが多用するが、実際の国民は政府にお金を「貸している立場」である。つまりは、政府の負債の債権者が日本国民なのだ。お金を貸している側である日本国民が、
「お前たちの国の借金は、一人当たり数百万円だ!」
 などと言われるわけだから、奇妙奇天烈としか言いようがない。

 などと、暴論を吹きまくっている。

 銀行や郵貯は、日本国債を大量に保有しているのである。

 つまり、国民が銀行や郵貯に預けているカネの多くは、日本国債を買うことに使われている。そして、日本国債を発行した政府にカネが入り、そのカネはすでに社会保障費や行政コストなどとして、遣われてしまっている。

 日本国債が暴落してしまえば、保有者はそのぶんだけ大損をするのは自明ではないか。

 

 このようなレトリックを駆使するデマゴーグ評論家が、跳梁跋扈している。

 

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コメント

いきなり「緊縮財政を好む民主党政権」などと平然とデマを流していますが、この三橋某は正気なのでしょうか。

民主党の政策において特に非難が強いのは、「外交・安全保障」と並び「空前のばら撒き政策」ではなかったでしょうか。

事実、民主党政権は国債発行を減らしてなどいませんし、税収を上回る国債発行を継続させています。

また、日銀の相次ぐ金融緩和によっても「マイルドなインフレ」など実現していません。
これは当然のことであって、ゼロ金利では、金利調節でも量的緩和でも人為的インフレは起こせないのです。
貨幣量とインフレが比例して緩徐に動くのではなく、ある閾値(これには投資家の心理が大きく影響します)を越えた際に、突然大きく動き始めるのです。

そしてインフレが引き起こされた場合、金融引締めによってインフレ率を抑制することは不可能です。
「A→B」であれば「nonB→nonA」である、という馬鹿を平然と主張しているのが連中です。

そもそも日本は成長率の低迷(不況)に苦しんでいるのであって、「デフレ」に困っているのではありません。
「不況によるデフレ」を転倒させて、「デフレを人為的に補正すれば不況から脱出出来る」と妄想するとは、異常思考の賜物としか表現のしようはありません。

この三橋某の主張こそ「統制経済・計画経済」の極みであり、人為的に経済コントロールが万能に行えるという立場ですから、正真正銘の「極左経済論」なのです。

生粋の国家社会主義者たる「民族派」が、この「極左経済論」を圧倒的に支持することは当然といえば当然なのです。

こんな奴が昨年の参院選で落選してよかったです。保守イチロー様も御覧になったと思いますが、オノロコ様のブログの先月30日の記事のコメ欄に「三橋信者」が、其れこそ執拗にコメントしています。これからも三橋(其の他「民族派」)の仮面の下を暴いてやりましょう。

インフレ率が上がっても金利を上げればいいんフレは止められますよ。過去ハイパーになった国はインフレなのに財政赤字のマネ対ゼーションをやめなかった国。

 昨年の参院選で、三橋を公認候補にした自民党執行部も、不見識きわまりますね。
 敗戦直後の廃墟同然であった日本と、平成23年の日本では、社会情勢が違いすぎます。それなのに、日銀の国債引き受けという同じ政策が今回も有効であると主張するのですから、議論以前の問題でしょう。

「経済書など読んだ事もない」と公言して恥じない三橋某の考える程度の浅知恵くらい、これまでインフレや財政破綻に苦しんだ国の政府も当然思いついてはいます。
それでいて「何故これらの国々が、インフレや財政破綻を止める事が出来なかったのか」を考えることが必要なのですが、こう考えないのがこの連中の特徴です。
「俺達だけが思いついた秘策」などと考えているならば、救い難い傲慢不遜、無知蒙昧の極みでしょう。

三橋やその狂信者に言わせれば、金融経済政策は「ブレーキとアクセルとハンドルしかない極めて簡単なもの」らしいですが、話にはありません。
彼らは義務教育を全うしたのでしょうか。

せめて「国家は破綻する:カーメン・M・ラインハート」の資料と分析に目を通してから発言して頂きたいものです(この本には思想バイアスはありません)。

どの「財政破綻」のケースも、「今回は違う」と「思う込もうとして」、これまでの破綻との違いばかりを熱心に抽出することに狂妄し、結局は破綻に至っているのです。

歴史に学ばず、性懲りもなく「今回は違う」と自らとその周辺を洗脳している今の「三橋やその信者」らのような愚昧な連中こそが、「財政破綻の原因」なのです。

>>いったいどこに国債以外の運用先があるのか、ぜひ具体的に示して欲しい。

→世界を見渡して、もっとも効率のよい運用先を選ぶことが、金融機関の仕事でしょう。

>>対外純資産は300兆円であり、円が80円から倍の160円まで円安になると、純資産300兆円は600兆円になってしまう、それこそ遊んで暮らせるようになるでしょう。

→円の価値が半分になれば、ドル建ての輸入するにも、いまの倍のお金がかかりますね。国民の生活水準はグーンと低下するでしょう。
 


>保守イチロー殿

このyasu氏は、2チャンネルや他のブログでも同じ事ばかり繰り返している(悪い意味で)有名人です。

無視して削除でよいでしょう。

真正保守様
 yasu氏に関しては、当ブログでは削除しようと思います。

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