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2011年4月 8日 (金)

超過激な経済政策を煽動する哲学者 長谷川三千子

埼玉大学名誉教授・長谷川三千子 復興財源の確保に大胆な発想を

2011.4.7 03:29

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110407/plc11040703310003-n1.htm

前略

 ≪列島立て直し100兆円必要≫

 それでは、そのための財源をどう確保したらよいのか?

 子ども手当、高速道路無料化といつた民主党の公約をすべて取り下げて財源にあてても、その総額は3兆3000億円にしかならないといふ。これでは全く役に立たない。また、特別の臨時増税といふ案も出てゐるやうであるが、ただでさへ景気回復が遅れてゐる日本経済に、震災と増税が重なつたらば、たいへんな大打撃となることは間違ひない。

 となると、もつとも頼れるのは国債といふことになる。現に先日も、日銀が全額を引き受ける「震災復興国債」を10兆円発行するといふ政府の方針が報道されたのであるが、当の日銀総裁はこれに難色を示してをり、また与党、民主党の岡田克也幹事長も「財政規律が失われる」と言つて反対の意向を示したといふ。

 さきの「日曜経済講座」が指摘するとほり、危機に臨んでテキパキと大胆な手を打つてゆくといふ気構へが、政府にも日銀にも見られない。ただし、いかなる形であれ国債といふ国の借金をこれ以上増やしたくないといふ気持ちが政治家を気弱にさせてゐるのはたしかなのである。なにかよい第四の道はないものだらうか?

 ここで一つヒントを与へてくれるのが、月刊誌『正論』昨年11月号における丹羽春喜氏と紺谷典子氏の対談である。そのなかで丹羽氏は、デフレ不況への対策として、政府の貨幣発行特権の行使といふことを提案してゐる。これが今回の震災復興の財源として有望ではないかと思はれるのである。

 ≪第四の、残された唯一の道≫

 具体的には、復興国債の場合とよく似たかたちをとることになる。すなはち、政府が法律に定められた「政府の貨幣発行特権」のうちの100兆円を日銀に売れば、それが政府の口座に振り込まれる。国債と大きく違ふのは、それが借金とはならない、といふことである。

 もちろん、この特権は野放図にふり回してよいものではない。丹羽氏自身が別の著書に語つてゐるとほり、これは「危急存亡の事態に国が直面したような場合に」、政府が「それを大規模に発動して危機乗り切りをはかる」ための基本権である。そして、現在はまさに、その「危急存亡の事態」なのである。

 多額の貨幣発行と聞くと、ただちにインフレを心配する人も多いであらう。ことに日本の生産能力が大きく傷ついてゐる現在は尚更である。しかし、このお金はまさに生産能力を回復し、悪性のインフレを防ぐために使はれるのだといふことを忘れてはならない。

 たしかに、このやうな方策は他国にも行はれたためしがない。復興国債についてすら「世界の多くの中央銀行が行っていない政策」であると言つて難色を示した日銀総裁は、ますますしぶい顔をするであらう。また事実、これはどんな国でも真似(まね)のできるといふ方策ではない。大きなデフレギャップに悩まされてきた日本だからこそ、可能な方策なのである。しかし、だからこそ、日本は自信をもつて独自の道を歩むべきであらう。

 諸外国の顔色をうかがつて、日本経済と日本国民を見殺しにするのか、それとも、本当に「再生へ、総力で挑む」のか、日本の政策決定者たちの真価が、いまもつとも切実なかたちで問はれてゐるのである。(はせがわ みちこ)

(引用終わり)

 専門外の経済政策について、これだけ大胆な提言をするのは、学者として如何なものか?

 日銀の国債引き受けという禁じ手を使っても日本経済は大丈夫だと断定する根拠については、なにも示さない。 

 長谷川によれば、経済政策を決めるのに、諸外国の顔色をうかがってはいけないらしい。日本経済は、日本国内だけで完結していると夢想しているようである。

 日本政府が国債引き受けという禁断の手段に踏み切れば、猛烈な日本叩き売りが始まる可能性が高い。制御不能なインフレなど、未曾有の金融危機となりうる。

 日本国債の95%程度は日本国内で保有されているから、日本経済は大丈夫だというのかもしれない。

 しかし、為替市場で、日本円を売り浴びせられたらどうするのか?

 また、日本の会社は、株主が全て日本人だとでもいうのか?

 長谷川三千子は、埼玉大学を定年退官したので、哲学者を廃業したのかもしれない。

 たしかに、哲学書なんか書いても売れないだろうし、哲学を語るのでは、テレビに出られる機会や講演に呼ばれることもあまりもなさそうだ。 

 長谷川三千子は、三橋貴明、山崎元、勝間和代、森永卓郎などの路線を踏襲して、売れっ子経済評論家に転職しようとしているのだろうか?

 

 

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コメント

ショートカット女は、ほぼサヨの法則

「9.11テロ」を「アメリカに天罰が下った!」と言う位ですから。所詮は極左の変種ですね。

 
 長谷川三千子は、アンチフェミニズムですから、真正極左ではありません。しかし、反米を基調としており、体半分は無意識の極左なのでしょうね。

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