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2011年1月 2日 (日)

小室直樹『日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義ー』• ビジネス社 2010/12/21発行

  •  著者は亡くなったはずなので、遺稿をまとめた新刊かと思ったら、『田中角栄の遺言』を改題して再刊しただけであった。
  •  それならそうと、表紙や帯などに、わかるように書いておけ!
  •  内容紹介と帯に、宮台真司氏(社会学者)絶賛!! と明記してある。

     個人の趣味かもしれないが、これの文言だけで本書の売り上げが何割が減りそうだ・・・ 

     編集者のセンスを疑ってしまう。

     それはともかく、田中角栄って、そんなに偉い政治家なのか?

     現在の日本が抱えている深刻な問題の多くは、田中角栄が主導しているものが多いであろう。私が本を書くなら、『田中角栄の大罪』というタイトルにしたい。

     田中角栄の主要な大罪リスト

     1 老人医療費無料化というバラマキ

     2 年金支給額の大幅アップ(二倍以上)

     3 公立学校教員の給料を大幅アップ

     4 私学助成金という、憲法違反のバラマキ

     5 過剰な公共事業を通じてのバラマキ(均衡ある国土の発展という妄想) 

     6 中国共産党独裁政権(周恩来)との国交回復(チベットやウイグルでの中共の蛮行は無視)

     7 シベリアへ開発への資金援助(北方領土問題もシベリア強制連行の補償などは棚上げ)

     8 利権・金権による大派閥を率いる政治。国会からマトモなディベートがなくなってしまった。

     9 中国に土下座外交をする、竹下登、小沢一郎、岡田克也などの弟子を輩出したこと。

     10 日本に蔓延する拝金主義の元凶。財界トップすらも、目先の商売のみを優先し、総理祭神は靖国参拝をするななどと言い出す始末である。

     

     たしかに、恵まれない生い立ちから、総理大臣にまで出世したのはすごいことであるが、それだけの話である。

     彼が、日本の国益を棄損したことは甚だしい。

     大盤振る舞いのバラマキ政策が、現在の財政赤字に直結している。

     中国共産党と拙速にも国交回復し、日本のスーパー福祉国家路線を決定づけた田中角栄とは、共産主義者ではないが、容共の社会主義者であっただろう。

     社会主義者であっただけに、道徳を軽視し破壊するのであろう。

     中共の侵攻によるチベット・ウイグルでの惨状にも、シベリアの土になった同胞の無念にも、まったく無関心なのだろう。

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