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2010年11月27日 (土)

谷沢 永一 ・渡部 昇一『現代流行(はやり)本解体新書―ベストセラーの本当の読み方』

谷沢 永一と渡部 昇一。

二人とも、たいへんな碩学であり、尊敬に値する学者でだと思う。

そして、その蔵書は日本屈指である。読書や蔵書ついて啓蒙する著作も数多い。

また、愛国者でもあることも周知だ。

しかし、本書では、大前研一『平成維新』を、二人して大絶賛しているのだ。

『平成維新』の憲法草案では、天皇の項目がない。

また、外国人が日本に住んでいれば簡単に日本国籍が取得できることになっている。

さらに、個人の情報を一枚のカードにしてしまうというやり方で、戸籍を個人単位にしようとしている。そして、地方分権という、日本解体を目論んでいる。

そもそも、冒頭に、「君が代は、千代に八千代に・・・と歌う気になれない。」と書いてあり、異常な雰囲気が漂っているのだ。

谷沢 永一と渡部 昇一が、いわゆる「民族系」であり、「保守主義者」ではないことがわかる。

左翼ではないが、この二人にして、共産主義思想に共鳴してしまうのである。

谷沢 永一は元共産党員である。9.11テロの論評で明らかなように、基本は反米である。

完全には洗脳から抜け切れていないのだろうかと推定する。

マルクス・レーニン主義に一度でも虜にされてしまえば、脱洗脳は本当に容易ではない。

その感染力と難治性とは、オウム真理教すら足元にも及ばない。

左翼団体に一日でも所属した人間には、ほんとうに要注意である。

 

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コメント

何しろ「大国・日本の「正体」」という本でも、「北鮮の工作員」かもしれない小川和久の「イラクのクウェート侵攻は、アメリカの陰謀だ!」に相槌打ってますからね。おまけに潮出版からも結構、本を出してます。話が変わりますが、テロリストが社長の第三書館(未だ潰れて無かった・・・)が「流出テロ情報」本を出してました。「紙の爆弾」を垂れ流す、方や日共系、方や全共闘系、そして「反米教」の民族派系の「お左」出版社に御注意。

こういった「自称保守の民族派」の影響なのか、それともその他の要因が存在するのか、日本の「反米病」と「親露・親支病」は、理屈を越えた形で存在します。
これは「原爆」「敗戦」だけでは説明はつきません。大東亜戦争以前からの「病」ですから。

「露西亜と米国、支那と米国ならどちらが好きか」もっと踏み込めば、「どちらかに帰属しなければならないならば、どちらを選択するか」と問えば、この答えなど確信的民族派を除いて、自明であるにも関わらずです。

両氏の共著が多い様ですから「批判」しあう事は有りません。
戦後はアメリカ留学組が政官財を担う構図が、天皇けを拝し、間接統治の歴史を通して来たのが日本ですが戦後の人には、この歴史観が欠落していますから「反米」や「反中」で国を見る尺度の様になるのでしょうね?
大前研一もこの手の一人、国家観などは持っていないのは当然です。

中国や韓国もアメリカ留学を進めていますが「断絶」の歴史の国では良いのでしょうが、日本の様に伝統ある国家が「国家観」を持てなくなった人が治世・学問を通して国を操ると今日の様な決果「保守」が何たるかが判らなくなるのでしょう。

どちらにしても日本単独では生きていけない事は明らかですが、日本の歴史と伝統は守りながらでも友人付き合い出来る。それには相応の「力」が必要です、はぎ取ったのは誰か?大声で言わなくても心の底には何時も持てる人材が沢山いて欲しい。
加えて強かさが欲しいですね。

両名には、
『拝啓韓国、中国、ロシア、アメリカ合衆国殿 日本に「戦争責任」なし』なんていう共著もあります。

左翼ではありませんが、二人とも、基本的に反米ですよね・・・

親米・反米口にしなくても日本の為に利用できれば利用する、強かさも必要です。
大前氏の「平成維新」は読んでいませんが現状で「維新」を語る人は軽いですよね。

大阪・名古屋当たりも「維新」でしょう?地方主権?地方が主権?を持つ国家はバラバラ一目で判る筈が、堂々と新聞紙の紙面に「地方主権」と書いて居る神経も判らない程日本は「痴呆」に成っている。

上記の「拝啓韓国、中国・ロシア・アメリカ」への「日本の戦争責任なし」も読んでいませんが、何で韓国・中共に説明の必要が有るのか?一寸判りません。両国が今有るは日本が有ればこそと個人的には思っています。

シコウさま
 維新=アナーキズム でしょうね。
 『平成維新』よりも、田原総一郎との対談本『「激論」日本大改造案―いま、平成維新のときだ』のほうが、露骨なアナーキズムで、超過激ですよ。

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