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2010年5月13日 (木)

司馬遼太郎を悪用するNHK

 司馬遼太郎は、真正の愛国者であった。作家であるから、共産主義者の井上ひさしなどど対談することはあった。

 荒っぽく言えば、日露戦争以降の日本は、社会主義思想が蔓延して、陸軍も海軍も思想的に汚染された。1937年には、近衛文麿などという共産主義者が首相になった。ソ連に日本を貢ぐべく、無謀な戦争に突入して敗戦を迎えた。(中川八洋「近衛文麿とルーズベルト」)

 日露戦争以降の日本が愚かであったと考え、司馬はその時期の日本について、あまりよく言っていない。大東亜戦争について書こうと思ったが、資料を読んでいてその気がなくなったとどこかに書いていた。

 それを拡大鏡でドアップにして、NHKは、司馬を反日のイデオローグに祭りあげている。

 じつに卑劣な手法である。与謝野晶子が、「反戦詩人」として嘘宣伝をされているのと、酷似した手法といえる。

 そもそも「司馬史観」などというものが、架空である。司馬遼太郎が、いったい、何時、何処に、日本の通史を書いたのか?

長編の代表作を列挙すれば、

奈良時代ー空海の風景

平安時代末期ー義経

鎌倉時代末期ー室町時代初期はなし。

室町時代末期ー国盗り物語、箱根の坂

戦国時代ー新史太閤記、関ヶ原、覇王の家、功名が辻、夏草の賦、戦雲の夢、尻啖え孫市、播磨灘物語、梟の城、城をとる話

江戸時代初期ー城塞

江戸時代末期ー菜の花の沖、竜馬がゆく、峠、最後の将軍、燃えよ剣、王城の護衛者、世に棲む日日、花神、胡蝶の夢

明治時代ー翔ぶが如く、坂の上の雲

 あくまでも、興味がある人物に的を絞って、その時代背景を小説にして描いているのである。

 そもそも、日本が嫌いなら、これだけ多数の作品を書くか?だいたい、もしも反日小説であるならば、日本人の読者が離れていくだろう。

 司馬遼太郎の愛好家として、死人に口なしと言わんばかりの、NHKの卑怯なプロパガンダ手法は断じて許しがたい。

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コメント

日露戦争以降も愚かではない。
大東亜戦争は素晴らしい。
無謀ではない。司馬も参加したなら他人ぶるな。
書くきは失せない。司馬を書く気が失せる。

司馬史観はある。
贅六史観と言っていい。
アカがほざく使う反日原理主義に基づく司馬史観は間違っている。
愛国者様が
批判のために司馬史観と言うのは使うのはいい。

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