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2010年2月 8日 (月)

大前研一『平成維新』

 のっけから、

「私には、<君が代は千代に八千代に・・・・>、と歌う気になれない。・・・・我が地球は、とか、我が人類は、ということならもっと好感がもてる」

 であり、異様な反日の執念が燃えたぎっていることがすぐにわかる。

「国家運営の理念としての憲法まで、今までのものに捉われずにゼロベースで見直す」

 ということで、憲法の試案には、なんと、天皇の項目がない!

 ジャコバン派レベルの過激さである。

 なお、

大前研一,田原総一郎『「激論」日本大改造案ーいま、平成維新のときだ』

 平成維新の会として、会員を百万人集めて、一人一万円を徴収して、百億円を用意する。そのお金を使って、実質的には大前氏の息がかかった五十人を国会に送り込む。そして、国政を簒奪する。最終的には、日本をいくつかの小国に分割してしまう・・・

 まさしくポルポト級の超過激さである。対談形式だから、レトリックでごまかせずに、本心がストレートに表現されてしまう。

 アナーキズムの研究用に、一読を薦めます。

 蛇足ながら、私は青島幸男という政治家の業績について、まったく肯定的な評価をしない。しかし、平成7年の都知事選挙で大前研一氏を破ったことは、間接的とはいえ日本に幸福をもたらしたと思う。なぜなら、この選挙での惨敗を契機に、平成維新の会が実質的に急激な衰退をしたからである。次の参議院選挙では、世間から相手にされなかった。

 革命を起こされるよりは、無能な都知事のほうが何兆倍もマシである。
   

  

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