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2010年1月24日 (日)

戸川猪佐武「小説吉田学校」

 小説とはいえ、戦後の政界について大まかに把握するには最適であろう。

 鈴木善幸が総理大臣になったところで終わるので、現在30歳以下の人には遠い話に感じるのかなあ・・・椎名裁定、40日抗争なんて言っても、ピンとこないでしょうね。

 著者は、田中角栄にはやや甘く、福田赳夫はあまり魅力的な人物には書かれていないような気がする。党人政治家対官僚政治家という軸も、いまとなってはなくなった。

 平成の政界は、官僚出身がマイナー勢力になってしまっている。中曽根と宮沢が首相になったとはいえ、田中角栄が首相になった時点で、官僚出身の政治は事実上の終焉だったのでしょう。その結果、いまでは民主党も自民党も、立候補者を公募しなければならないくらいの人材難である。困ったことだ。

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