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2010年1月10日 (日)

河内孝『新聞社―破綻したビジネスモデル―』 新潮社

 新聞の実質部数が激減している。押し紙の問題も、周知のこととなった。広告の効果にも疑問がもたれ、その収入も減る一方である。宅配制度も維持が難しい。情報が簡単に手に入るインターネット全盛時代に、ビジネスモデルとして破綻しつつあるのは、誰の目にも明らかであろう。再販指定が外され、定価販売が守られなくなるのも時間の問題であり、新聞社の苦しい経営にトドメをさすと容易に推測される。

 でも、本書が指摘していない、大事な原因があると思う。

 我ら市井の人々は、情報が事実として正確に入手できればそれでよいのである。新聞社の解説委員だか誰だか知らないオッサンの偉そうな見解など、誰も知りたくない。政治家とか、時事評論で生計を立てているような人は別にして、社説など誰が読むものか。ましてや、特定のイデオロギーに染まった解説など、身銭を切って誰が読みたいか。なにかの問題で詳しい分析が知りたければ、お気に入りの作者の好きな本を取り寄せて、勉強すればよいのである。社会を思いのままに動かしてやろうという思い上がった姿勢で書かれた扇動文書などは、駅前でチラシにして配ればよい。誘導尋問のような恣意的な世論調査の実態など、誰でも知っている。

 「天声人語」「余録」など、愚にもつかぬコラムを読まなくても、何も困らない。実際に、文章力が中学生レベルに低下していると思う。

 生活・文化欄は、働く女性がどうのこうのとか、フェミニズムの洗脳記事が満載である。お金を貰っても読みたくない。

 皇室報道には、陛下、殿下、行幸などの敬語を、意図的に使わない。まともな日本人ならば、読んでいてすごく違和感を覚える。皇室典範を無視した、白昼堂々の犯罪的行為である。

 官庁の記者クラブで記者同士が麻雀や囲碁をしながら、広報から情報を貰って書くだけ。魂を込めた取材など、誰もしていないことも周知である。腐っている。

 「アカが書き、ヤクザが売って、馬鹿が読む」

 もともと新聞なんてこんなものである。正常な日本人が、読みたくないから読まないだけだ。

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